#19の夜 ――絢音ちゃんのナレーションが飛び抜ける
『19の夜ー大人でも子供でもない夢前夜ー』でナレーションを担当させていただきました。
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- 乃木坂46鈴木絢音、番組ナレーターに挑戦 | ORICON NEWS
録画してゆっくり見ました。思わずリピート。
私の声を入れてしまうのが申し訳なくなるくらい面白い番組です。
私の声で面白さが半減していなければいいなぁ。
番組自体もレギュラー化してほしいくらいの面白さでしたが、それより何より絢音ちゃんのナレーションの声が最高です。
一言で言えば、惚れ直した。
19歳のワクワク感が弾けるナレーションで、気持ちの込め方と、高めの抑揚のときの声質の気持ちよさが相まって、とにかく心地よい声。それが、ケンコバ・小沢という(方向性は違っても)ロマン好きなキャストとぴったり合っていたように思います。
ケンコバとスピワ小沢「19歳」テーマに青春トーク、バカリズムがゲストhttps://t.co/GMG2ku94PA pic.twitter.com/rDx1aIFO0X
— お笑いナタリー (@owarai_natalie) 2018年12月9日
番組自体もキャスティングがまずいいですよね。下品な方向にすぐ走りたがるけど実は夢見ているケンコバさんに、見ててこっぱずかしいレベルでロマンチストの小沢さん。この二人の前だからこそ、19歳という黒歴史になりかねない時代のことを「若気の至りだったよなー」としみじみしつつ、笑い飛ばしつつ、話せるんだと思います。
で、バカリズムの19歳エピソードもよかった。影響を受けたのがウッチャンナンチャンとダウンタウンという、西のお笑いだったのが意外でした。それにしても、ダウンタウンの「あ研究家」は本当に名作なのでみんな見てほしい。最近の芸能人いじり番組でしかダウンタウンを知らない人もいるかもしれませんが、紳助に「こんな才能がある奴には勝てないから漫才をやめる」と決断させた当時のダウンタウンの漫才の中でも最高傑作のネタだと私は思っています。
イチローのくだりはいらなかったけどw
お笑いの人だけじゃなくて、いろんなジャンルの人の19歳エピソード、面白そうですよね。すでに19歳で活躍していた人もいいけど、その後の活躍につながる時期だったという話の方がおもしろそう。ポケモンGO開発者の野村達雄さんとか、林修先生とか、又吉直樹とか、さかなクンとか。年長者には共感、19歳前後の人たちには夢と希望を与える番組になると思います。
そういうわけでぜひこの番組はレギュラー化してほしい……んですが、絢音ちゃんが19歳の期間はあとわずかしかない……。「乃木坂46 鈴木絢音 19歳」というクレジットのインパクトを生かすためにも、あと2か月のあいだに収録しまくってほしい!
ナレーションをしている風な写真。
ブログの絢音ちゃんのこのワードセンスが好き。ナレーションしてないんかい!
ナレーションをしている風の写真を撮っておきましょう、ということになって、それをそのまま「ナレーション風景」ではなく「ナレーションしてないときにわざわざ撮ったのよ~」とお知らせしてくる絢音ちゃんが大好きです。